子どもの未来は母親の意見に影響する?!
みなさま、こんにちは。
Kupono Beauty(クポノビューティー)代表の星 ゆうこです。
こんにちは。
先日、『Think of Japan's Futureこれからのニッポンをかんがえよう!』に参加してきました。
こちらのシンポジウムは、若者の起業家精神について調査したレポートをもとに、ゲストの方々がトークセッションをするというもの。
気になるゲストはこちらの方々。
・早稲田大学 ビジネススクール 東出浩教 教授
(今回の調査レポートを調査し、まとめた教授です。)
・ファッションモデル 長谷川理恵氏
・カフェカンパニー株式会社
代表取締役社長 楠本修二郎氏
(ワイアードカフェなどを経営、長谷川理恵氏の旦那様)
・株式会社ヒガ・インダストリーズ
代表取締役会長兼社長 アーネスト M.比嘉氏
(ドミノピザやウェンディ―ズを再上陸させた方)
まず前提として、日本にはこういった考え方があるということで、まとめてみました。
≪まずは日本の良いところについて≫
・日本人は団体や集団の中で規律やルール、協調性を学ぶ
・秩序を守る
・日本人特有の思いやりの精神が育まれる
≪起業や新しいことに対する日本の社会の体制≫
・新しいことに対して後押しするような考え方ではない
・はみ出ることに対しては懸念されがち
・個性がある人をつぶそうとする(はみ出る人を型にはめたがる)←出る杭は打たれる
・失敗を恐れている
・失敗をリカバリーする体制がない
≪今回の調査結果から見える日本人に多い考え方≫
・世界45ヶ国中、日本は起業家精神が最も低い、最下位
・やる気はあるけど、行動しない
・物を売る自信がない
・楽しいことはやりたいけれども、リスクは取りたくない
・見えない先のこと、未来のことに対して不安をいだく
・自分自身が何ができるのか(自分の能力)を振り返る機会が少ない
・失敗が怖い
・安定が欲しい
・働きたくない
そこで会場にいる一般の参加者の方々に、こんな4つの質問が投げかけられました。
①日本の将来について
結果を見ると日本のこれからについて不安を抱えている人がほとんど。
たしかにそうですよね。
今まで同盟国としてアメリカに頼ってきた日本。
大統領が変わり、これからアメリカにばかり頼ってはいられなくなりそうです。
そして大企業の経営不振、リストラ。
人口の減少に、働き手の現象。
働き手に降りかかる税金の数々。
毎日頑張って働いているのに、手取りは少なくなるばかり。
日本では自分の資産を守る方法を学校では教えてくれないから、そこに気づかない人が多い。
カフェカンパニー楠本社長は、こちらの結果を見て、、、
「大手企業が経営不振に陥るなか、社会や会社に不安に感じているなら、逆に起業しやすいのではないか?」とおっしゃられていました。
私もそうだと思うのです。
ピンチはチャンス!
壁があるからこそ考えるし、向上できるものだと思っています。
また、比嘉会長は「オリンピックもあるため、これからこの数字も変化してくるのではないか?」とのことでした。
②起業について
※画像の結果について東出教授によると、今回この会場に来ていた方々は特殊な方が多いとのこと。
日本では将来は何になりたいか?と女性に尋ねると「主婦になりたい」が、まだまだ多いのだそうです。
楠本社長によると、2020年にはアメリカの個人事業主は40%に達するそうです。
そして某会社では、会社の理念として「失敗しようぜ」というワードがかかげられているのだとか!
これには私も驚きましたが、なんともアメリカらしい笑
こちらの会社では失敗した時、失敗は資産であるという考え方で、失敗したときの受け皿を会社が仕組化しているのだそうです。
失敗してもきちんとフォローしてもらえる体制があるのなら、安心して失敗できますよね笑
また楠本社長としては「失敗」「けしからん」という言葉を日本語から消してほしいともおっしゃっておられました!
比嘉会長も、アメリカでは失敗がなければ成功とみなされないとおっしゃられていて、日本とアメリカでの「失敗」の観念が、大きく違うということを考えさせられました。
さらにモデルの長谷川理恵さんは「出産と同じ」と例えていて、「妊娠してしまったら産むしかない!初めの1歩が大事」とおっしゃられていました。
私も起業する際、たくさんの現役社長たちから「”やるか”、”やらないか”のどちらかでしかない」と教えていただいたので、踏み出す勇気は大切だと思いますね。
そしてそのためには周囲にアウトプットして、期限を決めることも重要だと思います。
アウトプットせずに自分の中だけで終えてしまうと、いつまでたっても形にならずそのままになってしまう可能性があるからです。
また期限を決めないと、いつまでもダラダラとしてしまい、「やっぱりやめた」となることも考えられますよね。
ただ、これを実行したところでできない人もいます笑
期限が決まっているのに、準備をしない人。
準備していなければ、今の会社を辞めたところで収入は無くなるわけですから。
ここでいきなり収入が入ってくるはずもないわけで、アルバイトをしながらでも、自分のやりたくない仕事をしながらでも、自分の決めたことをどうしてもやっていきたいんだ!という強い意志がなければ、また会社へ再就職するでしょうね。
実際、そうなった方もいらっしゃいます。
だから色々な意味で、たとえ失敗したとしても「”やるか”、”やらないか”のどちらかでしかない」んです。
③キャリアを相談する相手について
調査結果によると、海外では両親の意見が影響することが多く、例えばインドでは父親による意見の影響が大きいそうです。
しかし、日本では母親の影響が大きいようで40.7%の方が、キャリア決定の決め手になる相談相手を母親だと答えていました。
④中学・高校の時の、親子間の会話について
調査によると日本は海外に比べて、両親と会話する時間がとても短いという結果に。
長谷川さんは高校生の時から寮で生活していたとのことで、家族が揃う時はTVを消してコミニュケーションを取ることが決まりになっていたのだそう。
これは長谷川さんの父親が、徹底していたのだそうです。
また、母親の意見が大きく影響する結果を考えると、「子どもが20歳になった時、自分の若い時はこうだった!という意見を押し付けるのではなく、柔軟に考えたい。」ともおっしゃっていました。
最後に比嘉会長がこうもおっしゃられていました。
「自分が持っている価値観を残す意味でも、子どもと多く会話することが大切ですね。」
たしかに自分が何者なのかを知るために、家族との会話の時間をきちんと取ることが大切ですね。
そして以前”てっぺん自由が丘店”を経営する、薄田社長も同じことをおっしゃられていましたが、「今後の人生において両親や家族との関係は、良好であることが絶対にいい。」と私もそう思います。
これからの社会を担っていくのは、若者たち。
型にはまるのが全てではなく、新しい発想もたくさん持っているハズ。
そのためには私たち大人が、バックアップしていけるような社会、体制を整えて、見守っていける柔軟さを持たなければならないのだと感じました。
感覚を大切にして、1度しかない自分の人生を大切に歩んでもらいたいですね。
(女性起業家の小島あり彩ちゃんと)
0コメント